🏫 宇部フロンティア大学短期大学部の募集停止を知って ー 2年間を謳歌した私の短大時代

昨夜、パソコンを午後10時半にシャットダウンし、スマートフォンを手に取った時のことです。Googleニュースの通知に「山口県・宇部フロンティア大学短期大学部」という文字が目に入りました。

「何だろう?」
そう思いながら検索してみると、2028年度以降の募集停止という記事が表示されました。
その瞬間、胸の奥がざわついて、私が宇部短で過ごした日々が走馬灯のように蘇ってきました。

❤️‍🩹 公立高校受験に失敗から始まった、思いがけない進路

私は公立高校の受験に失敗し、仕方なく下関から香川高校へ通うことになりました。受験の時は気付かなかったのですが、仮入学の日に校舎の向かい側にある短期大学があることを知りました。

高校の通学時に短大の学生を見て、「この短大は制服ではないんだ」「男子学生もいるんだ」と、当時の私には新鮮な驚きでした。
高校から短大への内部進学はなく、筆記試験と面接を受けての受験。緊張しながら挑んだ試験に合格し、晴れて家政学科家政科専攻家庭看護コースに入学しました。

📚 家政学科家庭看護コース ー ハードな時間割と必死の毎日

私が入学した当時の名称は宇部短期大学で2002年4月に宇部フロンティア大学が開学し、2004年に宇部フロンティア大学短期大学部と改称されました。

入学してからは、留年しないように全科目を受講し、毎日必死に講義に喰らいついていました。
登下校は高校時代と同じ時刻の電車。短大は2年間でぎゅっと詰め込まれたカリキュラムで、大学とは違い本当にハードな時間割でした。

家庭看護コースでは、
 ● 障害者の生活支援
 ● 高齢者の介護
 ● 家庭での介護の基礎
などを学びました。
当時は「この勉強が将来役に立つのだろうか」と思いながら受講していましたが、その後、父がくも膜下出血で倒れ介護が必要になった時、「あの時の勉強が役に立ったのかもしれない」と静かに思いました。
若い頃の努力は、いつか思わぬ形で自分を支えてくれるものだと感じた瞬間でした。

📷 写真部での思い出 ー 撮影会と合コンの青春

部活動は、なぜか写真部に入部しました。理由ははっきり覚えていませんが、気が付けばカメラを持って活動していました。
徳山大学(現周南公立大学)や山口大学工学部との合同撮影会があり、その後合コンも含めて学生らしい楽しい思い出が沢山あります。

フィルムカメラのシャッター音、夕暮れの校舎、帰り道の電車の揺れ——どれも昨日のことのように思い出せます。

🧒 少子化と大学進学の変化 ー 短大が静かに幕を閉じる寂しさ

宇部短の募集停止のニュースを観て、胸に広がったのは深い寂しさでした。
少子化が進み4年制大学への進学で、短期大学を受験する高校生が少なくなった現在、かつての学び舎が静かに役割を終えようとしている。

私が青春時代を過ごした場所が、時代の流れの中で消えていく。それは、まるで自分の人生の一部がそっと閉じられていくような感覚です。

📝 思いでは消えない ー だからこそ書き残しておきたい

短期大学で過ごした2年間は、私にとってかけがえのない時間でした。努力した日々も、友人との笑い声も、写真部での活動も、全てが今の私を形づくる大切な記憶です。
学び舎がなくなってしまうとしても、そこで過ごした時間は確かに存在し、今も心の中で輝いています。